ペン習字の通信講座ってどれがいいの?
- 字が汚くて見られるのが恥ずかしい
- きれいな字を書けるようになりたい
- あこがれの美文字を手に入れたい
大人になって汚い字が恥ずかしいし、おもいきって通信ペン習字講座を始めようと、ネットで調べてみたら…
「たくさん講座がありすぎて、どれを選んだらいいのかわからない!」
そんな悩みを抱えていませんか?
- パイロットペン(パイロットペン習字通信講座)
- 日本書道教育学会(ペン習字基礎講座)
- 資格のキャリアカレッジ(ペン字講座)
- NHK学園(ペン字友の会)
- がくぶん(日ペンのボールペン習字講座)
- 四谷学院(ボールペン字講座)
- 代々木文化学園(文化ペン字講座)
- ユーキャン(実用ボールペン字講座)
- 産業能率大学(新きれいに書けるボールペン字入門)
- 東京書道教育会(すらすらボールペン字講座)
- ヒューマンアカデミー(たのまな新実用ボールペン字講座)
- アテネ教育出版(新実用ボールペン字)
ここに挙げたのはまだ一部で、まだまだたくさんのペン習字講座でてきます。
「多すぎてどれを選んだらいいのかわからない」私もまったく同じ体験をしました。
優柔不断な性格には選択肢が多すぎて、なかなかペン習字を始めることができずにかなりの時間を無駄にしました。
そんなペン習字経験者の私が、どの通信講座を選んだらいいのかを解説していきます!
どのペン習字でもOKです
結論から書きますが、どの通信講座を選んでもOKです。
「どれでもいいって…せっかく習うなら一番良いものを選びたい!」
一番評判が良く、上手になれるものを選びたい…その気持ちはよくわかります、私もそうでした。
ですが、いくつかのペン習字を受講して「初めてのペン習字はどれを選んでも変わらない」ということがわかりました。
わかりやすく料理教室に例えてみましょう。
あなたがもし包丁もまともに握れない料理がど下手な女性だった場合、
- フランス帰りの三ツ星レストランのシェフ
- 100年続く京都の有名料理店の板前
- テレビで人気の料理研究家
この3人の誰に教わったら、料理が上達すると思いますか?
答えはすごく簡単です。
誰に教わっても料理が上手くなりますし、上達スピードも大差ありません。
- 包丁の握り方
- 野菜や魚の切り方
- 味付けや盛り付け
どの料理人も初心者に教える基本は同じですので、誰に教わっても変わらないのです。
小さな子供の頃にボールの投げ方を教えるのも同じですね。
- 高校の時に野球部だったお父さん
- 160キロの剛速球を投げるメジャーリーガー
ボールの握り方もわからない子供だと、最初はだれが教えても大差はありませんよね。
それと同じで、字が汚い人はどのペン習字の通信講座を選んでもあまり変わりません。
どれを選んでも汚い字は治りますし、美文字を書けるようになります。
最後に私のおススメも書きますが、「汚い字を直したい人」はどの通信講座がいいのかはあまり気にしなくてOKです。
名前や知名度、料金で選んでOKです。
字がきれいでさらに上達したい人だけ書体を気にしよう
ただし「今でも字がきれいだけど、もっときれいな字を書けるようになりたい人」は、しっかりと選んだほうがいいです。
一定レベルを超えると字の書き方よりも「好みの書体かどうか?」問題が大きくなってきます。
気になるホームページをチェックしたり、資料請求をして自分が書きたい書体のペン習字を習うようにしましょう。
ペン習字は効果があるのか?その答え
ペン習字の効果ですが、字を習う前の汚さによって大きく変わります。
- 美文字、達筆な人…効果はない
- けっこう字が上手い人…効果はあまり感じない
- 平均的な人…それなりに効果あり
- 字が下手な人…効果抜群
- 解読不能レベルの人…効果抜群
元が美文字な人はペン習字を習ったくらいでは、効果をほとんど感じれません。
スポーツでもなんでも同じですが、
- 一定レベルまでは誰でも簡単にすぐ到達できる
- 高みを目指そうと思うと、長い年月がかかる
たとえ話が多くですが、料理ができない女性でもレシピを見ながら作れば、多少失敗しながらでもそれなりに美味しいカレーを作ることができます。
何度かレシピを見ながら作っていれば、そのうち身に付き「美味しいカレーがつくれる女性」になります。
ここまでは簡単にたどり着くことができるのです。
ですが、一度美味しいカレーの作り方を学ぶと、別のレシピ本を読んでも料理が上達した効果を感じにくくなってきます。
なぜかというと、料理ができなかった頃と比べて、レシピ本から学べるものがほとんどないからですね。
「お店でだせる最高に美味しいオリジナルカレーを作りたい」なんて思ったら、何十年もの時間をかかってしまいます。
元々字が汚い人だったら、ちょっと書き方のポイントを覚えるだけで一定レベルまではすぐに字が上達します。
- 3日目…ちょっと上手くなった気がする
- 7日目…ひらがなが上手くなっている
- 15日目…自分で違いがわかる
- 30日目…他の人から気づかれる
- 60日目…1日目と見比べると明らかに違う
- 90日目…人に見られても恥ずかしくなくなる
個人差はありますが、3カ月目くらいまではグイグイ効果を感じます。
3〜6か月目になってくると、練習しても始めた頃のような効果は感じないかもしれませんが、まだまだ上達していきます。
元の字がどれくらい汚いかによって、効果の感じ方は大きな差があります。
通信ペン習字の場合、評判、口コミは気にする必要はない
同じような理由で評判や口コミを気にする必要はありません。
ユーキャンや日ペンのような知名度が高い講座を除けば、ネットやSNSにも口コミなんてありませんしね。
私のように複数のペン習字講座を受け、使い比べる変わり者はそうそういないので、
- 〇〇の講座は良かった
- ××の通信講座は効果がなかった
このようなネット上の評判や口コミはあまり気にしなくてOKです。
逆に、ペン字教室に通う場合は、口コミや評判はすごく重要です。
変な教室や先生に当たってしまったら…最悪ですので、しっかりと下調べをしましょう
無料で独学はお手本がないのでNGです
お金がもったいないからといって無料、独学でペン字の練習をするのは辞めておきましょう。
どんなにたくさん書いても移し書きできるお手本がないと、きれいな字がかけるようにはなりません。
お手本なしの完全独学で字が綺麗になるのは不可能です。
時間がもったいないだけです。
なるべく安く抑えたいなら、市販のテキストを買ってそれを繰り返しましょう。
- 本屋に売っている市販のテキストを買う
- メルカリやヤフオクで中古テキストを買う(なるべく未使用)
- 字が上手な友達にお手本を書いてもらう
メルカリやヤフオクでも未使用品が時々あるので、そうったものでもOKです。
字が上手い友達がいれば、お願いして自分の名前のお手本を作ってもらえると最高です。
とにかく重要なのはお手本にできるきれいな見本を手に入れることです。
ただし、ネットにある無料の見本を大量に印刷するのは、コスパが悪いので辞めておきましょう(お手本なのにバランスが悪い字もたまに見かけます)
- トナー代
- 紙代
- 印刷の手間
実際にやってみるとめちゃくちゃめんどくさいですし、字の練習を始める前に疲れ切ってモチベーションが下がってしまいます。
トナー代も地味に高いですしね。
ネットの無料のお手本を使うくらいなら、100円ショップにある美文字練習帳でも買ったほうが全然字がきれいになります。
ペン字教室には通わないほうがいい
ペン字教室もありますが、通わないでOKです。
- 毎日コツコツ、15分間字を書く
- 週に1回1時間習いに行く
毎日短い時間コツコツテキストをこなすほうが字は上達します。
料理だって毎日作っていればすぐに上達します…それと一緒です。
ペン字教室に通っても3〜6カ月程度ではほとんど効果を感じれないはずです。
単純に練習量が足りないからです…字が上手くなるには最低限の練習量が必要です。
直接指導してもらったからといって、楽に字が上手くなるということはありません。
雑談→字を書く→先生がササっと赤ペンして指導
こんな感じで1回60分の教室だとほとんど字を書く練習できません。
課題用紙が渡されて「次までにやってきてね」って感じのところじゃないと、本当にコスパが最悪です。
ネットでよくある個人レッスン系のペン習字はやめておきましょう。
- レッスン代5000円
- 場所代1000円
- 交通費、ドリンク代
1時間のレッスンでこんなに払わないといけません。
しかも1時間と言いつつ、
- 雑談や相談
- 次回の打ち合わせ
こんなのも1時間のレッスン時間に入っているので、実質30分程度しか練習ができませんでした(友人談)
男性の友人ですが、「キャバクラの方が安い」って言っていましたね(笑)
- 有名な書道家の先生
- とんでもなく字が上手な師範
こういった人が著名人がくるならこの位高い料金でも理解できるのですが、教えてくれるのが「ちょっと字がきれいな一般人」ですからね。
ペン習字講座は子供でもできる
なぞり書きや真似して書くのがほとんどなので、子供でも問題なくできます。
ただし、小学生低学年だと、書くことはできても漢字が読めなくて理解できないなんてこともあります。
小さな子供の字を直したいのなら、通信講座よりも本屋さんで売っているテキストを使いましょう(ひらがな多めのものがおススメです)
一番良いのは、
- 自分が通信講座で練習する
- 子供に字の練習に興味を持たせる
- 子供に自分が教える
こんな感じで自分も子供も字が上手くなるパターンですね。
子供にきれいな字をかかせたいのなら、まずは自分の字をきれいにしよう!
ペン習字の練習で使うペンはなんでもOKです
習字っていうくらいだから筆ペンがいるの?と勘違いされる方もときどきいますが、普通のペンでOKです(習字とは「字を習う」って意味です)
- 万年筆
- ボールペン
- えんぴつ
普段自分が良く使うペンでOKですが、使いやすいペンを探してみると練習がはかどります。
100均だと試し書きができないので、文房具やさんで色々試し書きをして自分に合った1本を探すことをおすすめです(100〜200円のペンでOKです)
通信制がおススメな理由は
通信制ペン字講座をおススメする理由は、
- 添削してもらえる
- 自分の名前のお手本がもらえる
- 程よい練習量
- 隙間時間にできる
- 苦手な先生と話さなくてOK
何よりもいいのが「言われたとおりにやっていれば字が上手くなっている」ところですね。
- 決められた期間
- 決められたページ数
決められた期間に決められたページ数を真面目にやれば、修了する頃には、自然と字が上手くなっていきます。
色々考えたり悩んだり必要もないですし、ちょっと空いた時間にテキストをするだけでOKですしね。
- 通信講座とペン字教室どっちがいいんだろう?
- 一日どのくらい練習したらいいんだろう?
- いつまで練習すればいいのか…
- どうやったら字が上手くなるのか
- コツやポイントは
- どのやり方が一番効果的なのか
私も悩んだり考えすぎてしまう性格なのでなかなか練習を始められない人の気持ちはよくわかります。
ですが、考えているだけ無駄でした。
私が最初に「ペン習字なんてどれを選んでも変わらない」って書いたのは、迷って始めれない人が多いからです。
どんな方法でもペン習字をすれば字は上達するので、色々考えずとにかく始めることをおススメします。
それでも迷う人は、
- ユーキャン…無難にペン習字を学ぶ
- 日ペン…美文字を目指す
このどちらかを選びましょう。
無難にいきたいのなら通信講座がいいなら、ペン習字講座ユーキャンでOK
日本で一番有名な通信講座、ユーキャンでペン習字を学びましょう。
- ローラ
- 土屋アンナ
ユーキャンは有名すぎるので、説明するまでもないかもしれません。
多くの芸能人もユーキャンのボールペン字講座を受講しているので、安心して申し込むことができます
- 実用ボールペン字講座
- くらしの筆文字
- 新・速習筆ペン講座
- 楽しいボールペン習字講座
受講する講座は実用ボールペン字講座がおすすめです。
動画なしのテキストのみの教材なので、ちょっとした空き時間にサクサクテキストが進められます。
美文字を目指すのなら日ペンがおすすめです
汚い字を直しつつ、美文字も目指したい欲張りさんは日ペンがおススメです。
書体は女性に人気がありますし、添削の質が他と比べるとかなり良いです。
私の周りの女性にアンケートを取ってみたら、やはり日ペンの書体が一番好評でした
楷書だけではなく、行書(さらさらっと書く字)もしっかり学べるので、美文字を目指したい人はユーキャンよりも日ペンを選んだほうがいいですね。
ボールペン習字の選び方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
ボールペン字習字の体験談や選び方のポイントが詳しくまとめてあります。